201010 COP10開催国日本の開発行為に関するNGO共同宣言に賛同し、事例報告しました
「生命の輪」から紹介を受け、日本環境法律家連名の主催する「CBD−COP10開催国日本の開発行為に関するNGO共同宣言」に賛同し、事例報告しました。
公共事業の名称:彩の国資源循環工場 第鵺期事業
所在地(国)都道府県・路線:埼玉県大里郡寄居町三ヶ山368
事業者:埼玉県
事業の概要・問題点:「彩の国資源循環工場第鵺期事業は本当に必要なのか?」
埼玉県寄居町三ヶ山には、約90haもの規模の、約20年前から稼働している「埼玉県環境整備センター」という県立の廃棄物埋立施設があり、2007年からは、同じ敷地内に「彩の国資源循環工場」という埼玉県が主体的に関わる大型複合産業廃棄物中間処理施設があります。
「彩の国資源循環工場第鵺期事業」は、これらの隣接地に、平成24年埋立て竣工、操業開始として進めれている、廃棄物埋立てと、第鵯期同様の工場群を予定しています。
しかし「環境整備センター」では、現在埋め立て稼働中の3号地のほかに複数の埋立て予定地が残っており、容量としてまだあと約50%埋立て地の余力があり、現段階では早急に新たな埋立て処分場を建設する必要はないと判断できます。
わたしたちは「彩の国資源循環工場第鵺期事業」計画は凍結し、今後の廃棄物発生量の見通しなどを十分に検討しながら、事業自体を見直すことを求めています。
ここは比企丘陵と秩父の山地を結ぶ、埼玉県の生態系にとって貴重な場所です。
県立の廃棄物埋立て施設「環境整備センター」、産業廃棄物中間処理施設群「彩の国資源循環工場」、隣接してホンダ技研の工場、複数のゴルフ場など、数多くの開発が行われ、自然環境が失われてます。CO2削減、生物多様性保護の面からも、森林伐採や山を削り、そこに棲む多様な生態系を奪うのはやめよう。
日本環境法律家連名HP
http://www.jelf-justice.org/
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