折原地区住民の声が消されていく過程(その1)2006年度折原地区要望
2007年10月 日、彩の国資源循環工場 第2期事業に関して、埼玉県へ地元折原地区の要望書が提出されました。
2006年度中に折原地区でまとめられた段階では、折原10地区のうち計画地に隣接した2地区から、明確に反対表明がされました。
※ローマ数字は文字バケするので、普通の1、2としました。
両地区の当時の区長をはじめとする三役の皆さん、伍長さん、集会等で話合った地区住民の皆さんの真意を伝えようとする努力と誠実な取り組みに、本当に心を動かされます。
栃谷地区
第2期事業に関して、地区住民への充分なる事前説明無く事業計画が進められていることに対し、強く遺憾の意を表します。栃谷地区住民の総意として、資源循環工場第2期事業に反対します。
当地区としても緊急に会合を重ね、以下これまで出された意見の集約をし、反対の要求が満たされぬ場合、以下について要望として提出致します。
〜以下要望文〜
その中の環境関連事項(九)
現状環境整備センターで進められている埋立について、抜き打ち検査を含む受け入れ体制に強い疑念と不安を抱かざるを得ず、従って第2期事業に於ける埋め立ては絶対にこれを受け入れることは出来ない。
※第1期、第2期事業に対し、近隣住民の環境、健康被害への不安は理を尽せど払拭しきれぬ問題であり、地区住民一丸、次世代を託す子供たち、孫たちに遺恨を残さぬ様にと霹靂危機感の中、該当事態に臨んで居る処であり、殊に専門知識を有する県、事業者に於かれましては、共に家族の在る身、地区住民の真意を汲み、より一層の努力と認識を持たれる様、切に望むものであります。
各要望事項に対して、懇切、明確なる返答を求めます。
五ノ坪地区
「資源循環工場第2期事業に反対します」 五ノ坪地区住民一同
平成9年1月21日に五ノ坪集落センターで寄居工業団地地権者連絡協議会総会及び説明会が開かれ役員の選出が行われ、それに基づいて土地買収が始まり工業団地が出来る事を信じて、土地買収に協力しましたが、その後土地買収が終わり県の所有地となり、その後地権者の同意もなく、土地の利用が見直された事について理解できません。現在予定されているのは公害を出す恐れのある、産廃の埋立と、リサイクル関連の企業です、この様な人をだます様なやり方はとても納得できない。又、2期事業の具体化に向けた覚書の内容を見ると、これが可決すると、2期事業期間に起きうる問題に、地元、五ノ坪地区では何も言えなくなり、聞いても、もらえなくなってしまうのではないかと言う(原文ママ)不安感でなりません、そこで、この覚書が可決される前に、町へ提出する要望書とは別に地元として産廃の埋立や循環工場の稼動で周辺の環境が破壊される恐れがあり、五ノ坪地区のイメージダウンにもなります、地区住民の誰もが不安を感じる事への補償は、1期工事周辺地区と同様の補償の証がないかぎり、2期事業については、反対します。
〜次頁に各要望〜
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