2007.7.27 彩の国資源循環工場 環境影響評価委員会(第2回)を傍聴しました
7月27日(金)に行われた、彩の国資源循環工場 環境影響評価委員会(第2回)。3日に知ることができ、仕事の都合などつけ、やっとの思いで傍聴してきました。
<内容について>
傍聴時は気がつかなかったのですが、今回の防災調節池での水素イオン濃度超過(アルカリ化)ですが、埼玉県も評価委員も、皆さん彩の国資源循環工場9社と比較していないことに気がつきました。
他の池や湖と比較するだけでは片手落ちです。
まずは、9社の雨水枡のpHを測ることが基本ですし、そうでなくては9社との関連が見えてきません。
<運営について>
前回の、ダイオキシン流出についての評価委員会の内容(埼玉県環境部資源循環推進課で取り寄せることができます)があまりにもひどかったので、今回、各評価委員へ開催に当り、要望書をお渡ししたかったのですが、連絡先も“個人情報”とのことで教えてもらえず、それでは、事前に事務局である資源循環推進課へ渡し、各評価委員へ配っていただこうとしても、それはダメと断わられ、それではどうしたらいいかと尋ねたら開催直前に、各評価委員へ手渡ししろ、とのお返事。
開催直前では、しっかり内容まで読み取れません。本当に埼玉県の運営の仕方は、なんとも封建的ですね。大名に直訴状を渡す農民になった気分にさせてくれました。
傍聴後、評価委員会の委員長に、この環境影響評価委員会開催に当り、住民からの意見や要望、提案などを事前に検討していただく場合、どのようにしたらいいか聞いたところ、事務局である資源循環推進課を通して各評価委員へ渡して欲しい、とのお返事をいただきました。
このことを即、資源循環推進課へ伝え、今後はそのようにしていただけるようになり、ほっと一安心。しかし開催日がわからなければまた同様なので、関心を持つ市民などにはせめて一ヶ月前には知らせてほしいものです。(評価委員には日程調整、資料などかなりまえからやり取りをしているのですから)
また「県職員は忙しいので」と委員長にいわれましたが、それは見当違いです。県職員はこれが仕事なのですから。わたしたちは別に仕事を持っており、仕事以外で取組んでいるので、さらに忙しいのです。このようなことがなければ取組まなくてもいいことについてやっているのです。
※“日本の公務員は、その労働に対して平均3倍の所得を得ている”と約10年前のドイツのシンクタンクの調査結果だそうです。
これを最近、国家公務員に尋ねてみたら、そうだと思う、という返事が返ってきたとのこと。
『日本人は公務員に優しすぎた』より
2007年8月4日(土)東京新聞「サタデー発言」ライター エンゾ早川
このことは、一般市民の皆さんは常日頃、感じているのではないでしょうか。
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