2007.7.9 ひろば通信no.6「桜調査報告」
彩の国資源循環工場と環境を考えるひろばからのお知らせ no.6
2007年の桜調査結果
彩の国資源循環工場による影響は?
2007.7.9
2007年4月1日(土)埼玉県環境整備センターのご協力をいただき、彩の国資源循環工場敷地内防災調節池の周辺の桜(ソメイヨシノ)の異常花発生調査を行いました。
今年の特徴は、まず去年より異常花の発生率は全体として大幅に低くなりました。異常花としての現れ方は昨年はガクと花びらの枚数の異常に対し、今年は花びら自体の形状(切れ目の数、切れ目の深さ、しわ状)の異常となっていました。
毎年同じ木で調査するので、それぞれの木の異常発生率を比較したところ、去年から今年になって異常発生率が増えた4本は、計8本の中でも比較的工場に近い木でした。
桜(ソメイヨシノ)の異常花調査とは?
これは遺伝学の埼玉大学名誉教授、市川定夫先生に助言をいただき全国で行われているもので、桜の中でも遺伝的に単一といわれているソメイヨシノ種で行います。
放射線や大気汚染、土壌汚染等により遺伝子が損傷を受けたとき、桜の花に異常を発生させ、その発生の確率を調査するものです。
2004年からNPO「サクラ調査ネットワーク」が、全国で展開しているものに、当会も昨年から「グリーンアクションさいたま」と埼玉大学の学生が中心の「学生エコアクション」と共に行っています。
http://ecohiroba.net/textpdf/2007.7.9.pdf
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