2007.1.12埼玉県PFI事業サーマルリサイクル鉛流出について監視員役員会 地元代表として言うべきこと
2007.1.12 産業廃棄物処理施設である埼玉県PFI事業サーマルリサイクルからの鉛流出について、監視員役員会がありました。これには寄居町の4つの協議会(監視員)から4人出席するものです。
今回の件について、地元住民を代表する皆さんには、埼玉県に対して、しっかり突き付けなくてはいけないものがあります。ただ相手方の説明を聞くだけで納得してしまっては、それで済むという事例を作ることにもなり、また、寄居町住民に対して、協議会・監視員とは何か、問われることになってしまいます。
一協議会員(監視員)として折原地区環境対策協議会会長・連合協議会会長、当会としては役員のひとりへ、合計3人へ地元代表としていうべきことをお願いしました。
このたびの埼玉県のPFI事業であるオリックス資源循環(株)サーマルリサイクル施設からの鉛流出について、昨日はお電話で、ありがとうございます。
本日の役員会には、責任者である埼玉県・当事者であるオリックス資源循環(株)が出席しますので、地元代表する協議会長として、ぜひ下記の4点を両者にしてきしていただきたく、よろしくお願い致します。
1)操業当時から対策をとる10月14日まで、塩沢川〜荒川まで鉛が流出し続けていたことを近隣農家に連絡すべき。
2)応急措置的な対策を取り、現在は鉛は流出していないが、いまだに“水砕水”には鉛が溶出しつづけ、スラグに鉛が着いていることに変わりはない。その対策をするべき。
3)排水は全て「クローズドシステム」という地元との約束だったが、それが破綻していた。この欠陥システム導入の責任の所在は?
4)鉛0.27mg/lという異常値の出た「雨水」は、本来環境基準(0.01mg/l)を超えるはずのないもの。これは明らかに“異常値”で、発覚した9月1日には、運営協定書第12条の“操業停止措置”をとるべきだった。
<続報>
しかし、この地元監視員役員会では、2月7日午後1時30分から町役場で臨時総会を開くことを決めたのみで終りました。
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