彩の国資源循環工場第鵺期事業 環境アセスについて、9月16日に、生活クラブ熊谷ブロックと話し合いを持ちました。
http://okantenuki.exblog.jp/14025953/
生活クラブ生協(埼玉)熊谷ブロックでは、「資源循環工場第二期工事」に意見書を提出しました。
最終処分場もまだ半分残っているし、どの工場が入るかも決まっていない状況なので、自然環境が失われるこの工事は、本当に必要になるまで凍結すべきではないかなどの内容でした。
見解書をいただいたのですが、詳しくうかがおうということで、申し込んだところ、9月16日に実際お会いして話し合いを持つことができました。
当初こちらが県庁まで出向くつもりでしたが、環境部資源循環推進課の資源循環工場整備担当の蓮見典保主幹と猪俣利和副課長が寄居の環境整備センターまできてくださいました。
循環工場の周辺住民としては、どうしても必要というのであればしかたがないが、今の状況はそういうふうには受け取れない。
納得できるデータや根拠を示して欲しいとお願いしました。
重金属やダイオキシンなどは、排出口での連続測定を行い、異常値の出た時は操業停止できるようにして欲しい。
周辺住民の健康調査、毛髪による重金属や有害化学物質測定。
頭痛、吐き気、めまい、咳などのアンケート調査をし、その結果を他地域と比較するようなこともして欲しい。
私たちのカンパで行われた松葉(赤松)調査の結果で、水銀値が他の工場地域の4〜5倍になったので、この結果を考察していただきたいとお願いしました。
猪俣副課長、蓮見主幹は、わざわざ県庁からいらしていただき、貴重な時間を割いてくだくさいました。
これからもどうかよろしくお願いします。
緑豊かな里山が、最終処分場や有害物質を煙突から出すリサイクル工場群に変容していきます。
地域の住民にしてみると、とってもいやなことです。
残された緑をなるべく保全したいという思いを、県の職員やごみを出すみなさんにわかっていただけるといいのですが・・・。
本当は、第鵺期を進めるのは、まだやめてほしいのです。
せめて、本当に必要になるまで工事を凍結して欲しいのです。