イベント・講演会・お知らせ : 9月30日(木)23区廃プラ焼却検証市民実行委員会 水銀問題・清掃一組は、原因究明し、対策を!
日時:9月30日(木)18時30分〜
場所:豊島区生活産業プラザ(5F)グループ活動室
旧三越裏 豊島公会堂となり 03‐5992‐7011
豊島区東池袋1−20−15
水銀問題、週刊金曜日に問題提起しました。(添付参照)その後心配していたように足立清掃工場で再び自主規制値を越える排ガスが、検出されました。日本の公害問題の原点ともいうべき、水銀が今も大気中にばら撒かれ、きっちっとした対策が取られていません。
清掃一組は、事業者による不正排出を原因に挙げていますが、その唯一の“根拠”は、排ガス中の水銀量の自主規制値(50μg/Nm3)を越えるには、1時間当たり200g以上の水銀の投入が必要で、それは、血圧計(40g含有)等事業者でなければ、排出しないというものです。
しかしこれには次のような疑問があります。
* 4つの清掃工場で同時期に不正排出が在ったのか?
* 4つの清掃工場の焼却炉の大きさは、150トン/日〜 350トン /日と倍近く違う。大きさが違えば投入量の基準が違うはず。
* 情報公開したデータでは、自主基準値を連続4時間にわたって越えたり、一日合計5時間以上越えた事例が示されている。この説明が正しければ、投入量は、800g〜1kg以上となる。
結論として、200g論は根拠がなく、廃プラ焼却によって、分別の規律が崩壊したことと、製品プラスチックに混入している電池等に混入している水銀が、原因ではないかと推定される。
そうだとすると今後も同様の事故は続くことになり、都民の安全・健康は脅かされることになる。